10年という月日
- 7musicschool
- 2021年3月11日
- 読了時間: 2分
3.11…東日本大震災から10年
あの時小さかった我が子も12歳になりました。
経験した事のない尋常ではない揺れに、パニックになり、それでも気付けば昼寝をしている我が子を守ろうと覆い被さっていました。
しばらく経って、外に出ると電柱は余震で曲がりながら揺れ、ブロック塀は崩れ落ち、近所の人達と何が起こったのか分からず呆然としていました。
TVは津波や火災の映像。
ずっと鳴り響く緊急アラーム音。
これは大変な事なのだとやっと気付きました。
それからすぐにいつでも食せるようお米を炊いておにぎりを作り、冷蔵庫にある食材で日持ちするおかずを作りました。
水が出なくなるかも知れないと、バスタブに水をたくさん貯め、避難用にドアの鍵を開け、避難道具をまとめて夜を過ごしました。
次の日には実家へ避難。
旦那さんと別れての暮らしが1ヶ月続きました。その間も強い余震があり、私だけ遠く離れた所にいて良いのだろうか…と責め続けました。
正直精神的にもやられ、アラーム音が鳴るたびに不整脈になったり、きつく子供に当たったり…心が病みました。
現在、10年という時間をかけて元の生活に戻りはしましたが、いつまた来るかもしれない…という恐怖心はあります。
当時14:46の速報の動画を見ました。
東北の人達がどれだけ辛い思いをしたか、どれだけ怖かったか…涙が止まりません。
絶対に忘れてはいけない日。
今日はあの時と同じ青い空です……
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